モーニングルーティン?
2021/07/26こんにちは。管理部の小嶺です。
今回は岡田工場のモーニングルーティン 『SFP床パネルの製造時に実施している朝の検査』をご紹介させていただきます。
SFP床パネル製造業務においては製品を組立時にパネルを抜き取り、
パネル品質検査を実施しております。
その品質検査には様々な検査項目があり、パネルの寸法や合板の反り、
釘打ちピッチ等の様々な検査項目があります。
その検査の中で特に厳しく検査しているのが「釘のめり込み」です。
構造用合板と連結板・補強板のLVLを釘で留める際に合板の表面から-2.0mm以下という基準があるのですが、
合板の状態や気温や湿度等の影響を受けるため、毎朝、釘打ちの試験を実施し、釘打ち機・空気圧の調整をしております。
下の写真のように釘を打ち込み、試験体を作成し、
テーパーケージを使用し、めり込み深さを計測します。(下の写真はめり込み深さ-0.2mm)
このようにして各釘打ち機で試験体の釘が5本とも-2.0mm以下になるように調整します。
これを毎朝のルーティンとして実施し、パネル組立時に基準内に収まる様にしっかりと検査しております。
それではまた次回更新まで失礼いたします。