屋根足場のご紹介
2021/02/19こんにちは、管理部の杉原です。
今日は屋根についてのお話です。
屋根に足場が設置されている建築現場を
見た事がありますか?
実はこれ厚生労働省の出す労働安全衛生法にて
定められている要件が関係します。
そもそも屋根は角度もしくは勾配で屋根の傾きを
表しているのですが、この数字が大きいほど屋根の
傾きも大きくなります。
関東のように積雪が少ないと一般的に4寸前後の
屋根が多く見受けられます。
写真は6寸勾配(31°)の屋根ですが、足場が設置されています。
6寸屋根になると屋根での作業が危険と判断されているので
足場の設置が推奨されている訳なんです。
実際に6寸の屋根を歩くとわかりますが、かなり
足への負担と墜落の恐怖があります。
足場がある事により安全を確保している訳なんですが、これが
中々煩わしい時もあります。ありますが安全第一ですので
やはり設置されていると安全ですね。
当たり前ですが、屋根がないと建築物とは呼べないので
とても重要な役割を持っているんです。
皆様も一度ご自分の住まいの屋根をじーっと見て
みると意外な発見があるかもしれませんね。
それでは次回まで失礼いたします。