「SFP合板強化床パネル製造」について
2021/01/07こんにちは。管理部の小嶺です。
前回、岡田工場の主たる3つの業務を簡単にご紹介いたしましたが、
今回は「SFP合板強化床パネル製造」について改めて話を聞いてまいりました。
SFP床パネルを簡単に言ってしまえば「断熱材入り床下地用合板」です。
これはどういうものかといいますと、24mm構造用合板にネオマフォームなどの断熱材が貼り付けてある床下地材になります。
従来の床組みですと「大引+束」の施工、「基礎回りor床下の断熱施工」、「床合板の施工」の3工程ですが、 「SFP合板強化床パネル」を使用することにより「SFPパネル+束」の施工の1工程で済ませることが出来るため、現場施工の省力化が期待できる工法です。
また根太や大引き等は所謂「熱橋部」となってしまうため、熱を伝えやすくなってしまいますが、SFP床パネル工法の場合は断熱材が床下面にすきまなく敷きつめらてるため、その敷設率はほぼ99%となり、床断熱を選択した場合は従来の工法と比較して断熱性能にも優れている製品となっております。
具体的な施工のイメージです。
上記の工法に使用する床パネルを岡田工場では住宅毎にぴったりと合う様に木材や断熱材を裁断し、高品質なパネルの組立・製造をしております。
岡田工場では、日々パネル製造に携わっておりますが、一度としてまったく同じ構成の床パネルを製造したことが無いとの事です。
住宅というものは全く同じカタチの住宅はなかなか無いのだなと実感させられますね。
今回はSFP合板強化床パネルの簡単な説明となりましたが、次回はSFP床パネル自体の基本的な構成について聞いてまいります。
それでは、次回更新まで失礼します。